
1月10日(木)に本校第一体育室にて、伝道講演会が行われました。「ちょっとあなたの心の扉をあけてみませんか」という演題で、滋賀県止揚学園園長の福井達雨先生を講師にお招きして、お話をしていただきました。止揚学園は、知能に重い障害をもった子どもたちが集う施設です。また今回は、福井先生と一緒に西竹めぐみ先生が講演の中で素晴らしい歌を聞かせてくださいました。西竹先生は相愛大学声楽科で声楽を学び、現在は止揚シスターズとして止揚学園でコーラスグループの一員として子どもたちなどに歌を届けています。福井先生は「正義があっても愛がなければ何の意味もない」と話してくれました。自分勝手な考えで正義を貫いたところで、愛がなければ誰も幸せにはなれないと思います。
また、障害者というだけで世の中では差別されがちです。しかし差別は決していいことではありません。どんな重度の障害者であってもわたしたち健常者と同じ命を持った一人の人間なのです。福井先生の話の中で、「服や靴にも命がある」と言われました。止揚学園の子どもたちは、靴のかかとを潰して履いていると「靴が泣いているよ。」と話すそうです。靴が鼓動して生きているわけではありませんが、靴としての形を変形させることは、靴にとって痛いことだと感じてそう話すのでしょう。普段わたしたちはそのようなことは思うことがないでしょう。でも、止揚学園の子どもたちは「靴も命があり生きている」と感じるのです。物を大切にする、相手の気持ちを考える、感じることのできる止揚学園の子どもたちは、わたしたちにない素晴らしいものを身につけていると実感させられました。
わたしたちも、止揚学園の子どもたちのような、物を大切にする、相手の気持ちになって判断・行動できる人間になっていきたいものです。
■講演会の模様はこちら
