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NO.35 生活文化コース 伝統文化裁縫コンテスト 優秀賞

9月28日(土)に岐阜女子大学主催の第7回伝統文化裁縫コンテストの二次審査が行われ、普通科生活文化コース小椋花恋さん(3年、緑ケ丘中)の作品「繋ぐ」が、「優秀賞」を受賞しました。このコンテストは、高校生が日本の伝統文化にふれ、ものづくりの楽しさを実感し、創造力を育てることをねらいとして開催されています。今回のテーマは「オリンピックイヤー」で、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、世界と日本をつなぐデザインが作品に求められました。 受賞作品は、着物をベースとし、国旗を重ね合わせたミニスカートのデザインが躍動感を、着物の背側の日本国旗のカラーとオリンピックカラーの五色のデザインが、力強さを感じさせるものとなっています。着物の裏の青と白の大きめの一松模様の爽やかさとスカートの細かな国旗の色とデザインとの対比が印象深いものとなり、全体として今回のテーマがよく表現されています。 小椋さんは、「生地選びにこだわり、ちりめんという日本伝統のものを使いました。国旗づくりやパッチワークなど細かな作業がたくさんありましたが、手を抜かず学校でも家でも時間をかけました。今回のオリンピックを通じて、国と国が繋がりを持てるようにと、願いを込めたデザインです。こうして形にできてとてもうれしいです。先生、家族、たくさんの人に助けてもらって今回の賞をいただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。」と語りました。    

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